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読書記録「東京奇譚集」(村上春樹 著)
村上春樹の短編集です。「奇譚(きたん)」とは「不思議な、あやしい、ありそうにない話」という意味だそうです。この短編集、大変に良いです。 特に「品川猿」が良い。素晴らしい。スコーンとカウンターパンチを食らった感じ。短いのですぐ読めますから、まだ読んでいない方には お勧めします。
結局は、自分の心と真っ直ぐに向き合うことの大切さでしょうか。自分の心から目をそむけ、何重にも厚いヴェールをかけてしまっている人が なんと多い世の中でしょう。幼いときからのそうした積み重ねはいずれ人の心に大きな闇を作り、鬱病の蔓延、ニートの増大、社会の異常へと 繋がって行くのだと私は思います。でも子供たちにそんな酷な習慣を身につけさせるのは周りの大人たち、親(これが一番重要)、学校、社会です。 私は自分自身に嘘をつくことはできないし、したくもありません。今までもそうやって生きてきたつもりだし、これからもそうして生きたい。 子供をしっかりと育てたいと改めて思いました。
あと「偶然の旅人」もしっとりと美しくて好きです。



      
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