自分の入院「フォアグラムース?」
お料理のレシピではありません。フォアグラのような腫瘍を摘出したというお話です(^^)
昨年の12月16日、ママ友クリスマスランチパーティーの日、朝からお腹の左下あたりがなんとなく痛いなあ。。。と思っていたんですよ。なんだか嫌な感じ。
それでもお料理とお菓子を準備してママ友のお宅へ出かけ、たーくさん食べて飲んで、一応ノルマ達成な感じに楽しんで帰宅いたしました。そして翌日、朝から
お腹が痛くて痛くてまっすぐに立っていられないくらいです。歩くのも辛い。ソファーに横になって、ただただじっとしていることしかできない・・・。
腹痛と言っても食べすぎとか食あたりとか二日酔いとか、そうゆうのとは全く違う。腹部左下の奥のほうが、ただ1点キリキリと痛い。ここに何かありますよと
言われている感じ。・・・そして3時間ほどで痛みは嘘のように治まり、ケロリと元気になってしまいました。
しかしこれは放っておけないぞ。その日の午後、私はただちに近所の婦人科へと向いました。実は昨年の10月頃にびっくりするくらいの不正出血があり、そのあとで
軽い腹痛があったので、「婦人科に行ったほうがいいかも」と思い基礎体温などつけはじめていたところだったのです。
エコーで調べたところ、「10センチくらいのモノがありますよ」と言われました。正直これには驚きましたよね。左の卵巣がおかしいのかも、という気は薄々していたのですが、
まさか10センチなんて・・・お腹を触ってもどこも違和感ないし、スカートのサイズも変わらないし、なんで・・・?
血液検査で腫瘍マーカーには異常ナシでしたが、MRI画像診断では「悪性の疑いアリ」。どちらにしてもすぐに取らないといけないサイズということで大学病院を紹介
されました。しかし年末。大学病院へ行くのは年明けとなり、なんとも落ち着かない気分のお正月(誕生日)を過ごしたのであります。
年明けに大学病院を訪れ、即、手術日程を決めました。2月15日。最速でそれ。混んでるんですね〜婦人科。腫瘍がねじれて破裂したらいけないから激しい動きはダメ。
重いものを持つのもダメ。爆弾のようなお腹を抱え、悪性かもー!!という雑念に取りつかれながら1ヶ月以上も自宅で過ごすのは精神的にヒジョーによろしくないですね。
1月の後半からは様々な検査で病院通いの日々。だんだん頭が病気モードに突入して行きます。。
さてさて、卵巣の病気ってね、発見がとても難しいのだそうですよ。自覚症状に乏しいので、痛くなったときにはすでに手遅れということも少なくないとか・・。卵巣の細胞を
直接採取して調べることができないんですよね。造影剤を使ったCTやMRIなど、いっぱい検査しても、100%の診断は最後まで出ませんでしたよ。
最終的にオペ前日の説明でも、「悪性を強く示すような検査結果は何も出ていないので、良性の可能性が高いとは思われますが、開けて摘出してからの迅速検査での判断と
なります」ということでした。悪性と良性とでは手術も傷跡も大違いなんですよ。良性なら左卵巣のみの敵出で傷はおへその下10センチ程度、悪性なら子宮と反対側の卵巣も
全摘出になり、大腸リンパ節も切除、転移があれば大腸の一部も切除、傷はおへその上にまで及ぶということでした。
全身麻酔で眠っている間に全ての判断とオペが行われるのですからねぇ。目覚めたときに何と言われるのか・・・恐怖です。しかし私、あきらめませんでしたよ。
傷跡は少しでも小さいほうが良いですもん。悪性だったらそれはもう命が関わることですから文句も言えませんけど、良性だった場合は「1センチでも1ミリでも傷を小さく
してください。傷跡のことがもう心配で心配で・・ビキニも着れなくなるかと思うと(着ないけどサ)」と訴えました。面倒な患者だと思われた
かも知れませんけど、執刀医にどれだけアピールできるかにかかっていると思いましたから。お腹を出して「どこをどれくらい切るのかあらかじめ指し示して教えてください」
「この薄く残っている妊娠線に沿って切ってください」とお願いしました。お医者様にもその切実な思いは伝わったのだと思いますよ。
目覚めると神様が微笑んでおりました。結果は良性。なんと傷は5センチ。それもすごい下の方で・・なんと、これは、ビキニ着れるじゃん!
言ってみるもんだな〜。10センチ×7センチの腫瘍を5センチの穴から引っ張り出すのはちょっと大変でしたけどね、とおっしゃってました。
私の腫瘍は皮様のう腫と言われるタイプのもので、見た感じ、「髪の毛とカラスミ入りフォアグラのムース、鶏の生皮包み」でした。髪の毛が入っているなんてびっくりですよね
ぇ。。歯や爪が出てくることもあるんだそうですよ。卵巣って命が秘められている器官ですものね。そんな不思議なことにもなるんですね。
傷が小さく抜糸の無い中縫いにしてくれたので、回復も非常に早く痛みもほとんどありません。一番良い結果に終わったと思っています。感謝。
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