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1: どのくらい予算がかかるのでしょうか?
これはもちろん一番多い質問であり、一番答えにくい質問です(笑)。
またCDプレスの料金などもどんどん変わっていきますので直接メールでお問い合わせいただくのがベストなのですが、例えばクラシックのピアニストが自主制作でCDを1,000枚作るのに何にどのくらいかかるか、を(あくまで一例として)あげてみましょう。

まず録音するのにピアノがあるホールやスタジオを借りる必要があります。クラシックの場合は響きの豊かなホールで録音する方が良い結果になる場合が多いです。公共のホールですと一日借りるのに3万円から10万円くらいまで様々なものがあります。

この他にピアノや付帯設備を借りるのにある程度お金がかかります。CD一枚分の録音ということでは2日間というプロジェクトが最も一般的です。ということで8万円から26万円くらいになります。

次にCDプレス・ジャケット印刷です。最近この分野は凄まじく料金が下がり、つい数年前までの常識だった1,000枚のCDプレスが20数万円という数字は過去のものになってしまったかのようです。2003年春の時点でCD1,000枚プレスが10万円を切るような業者も出てきました。これらの低価格プレスも積極的に導入しながら、そのクオリティは見極めていきたいと思います。ジャケット印刷は仕様によって価格が大幅に異なりますが、最もシンプルな形で1,000枚分5万円から15万円くらいの幅があります。

つまりCDプレスとジャケット印刷1,000枚で15万円くらいから37万円くらいの予算となります。ジャケットのデザインに関しては当方では直接お受けしていません。デザイナーをご紹介することはできますし、デザイン込みでプレスをしてくれる業者さんも沢山あります。これもまた5万円から20万円くらいまでの幅があるでしょうか?

そしてNAPI MUSICでの録音、編集、マスタリング作業にかかるお金です。様々なケースはありますが最も基本的な値段でお受けした場合2日間の録音と編集・マスタリングをパックにして30万円です。この他に著作権料がかかる楽曲をCDに収録する場合はJASRAC(日本著作権協会)に著作権使用料を払う必要があります。詳しくはJASRACホームページ

さて以上を合計すると最も安い見積もりで58万円くらい、もう少しかけると100万円ちょっとくらいです。もちろん上限にはキリがありません。どこにどれだけお金をかけるかは千差万別、本当に様々なケースがあります。倍ぐらいのお金をかけてもCD自体の仕上がりには影響しないこともありますし、ちょっとした環境の違いで仕上がりが大きく変わってくることもあります。具体的にご相談頂ければご予算に応じて貴方のCD製作に一番良い形をご提案できると思います。
2: 自主制作の長所と短所は?
一概に長所・短所と言い切れませんが・・・自主制作の場合、まず自分で売る(プロモーションする)必要があります。ライブなどで販売したりHPで宣伝したり、様々なことが考えられますがとにかく自分でやらなければなりません。ただし自分で売った場合、販売価格は丸々自分のものになります。製作費さえ回収できれば、その後はCDの値段が純益となるのです。一般的にメジャーレーベルやインディーズレーベルに製作を依頼した場合は自分のCDでさえも一度買い取り(70%くらいが相場です)それを売ることになります。つまり儲けは販売価格の30%くらいです。

またお店を通して売れた場合も最終的にアーティストに入ってくる金額は大変に少ないものです。他人に任せる場合はその分「売れる」見通しが無いとお金ばかりかかってそれっきりで終わってしまう可能性もあります。(残念ながら良く見かけるケースです)
3: 自分で作ったCDをCD店などにおいてもらうことは出来るでしょうか?
これは色々な意味で難しい場合の方が多いです。

CD店の流通は基本的に専門の問屋さんみたいな業者を通すのが一般的で個人から仕入れるということはありません。したがって普通はまず貴方のCDを扱ってくれる問屋さん(ディストリビューター)を探す必要があります。もちろんある程度売れる見込みのある商品でなければ扱ってもらえません。ただ最近は個人製作やインディーズの作品を取り扱う業者、お店が増えてきました。ジャンルによっては窓口を探すことは容易になってきています。

また例えば地元のお店などに個人的に頼んでCDを置いてもらう、などの可能性はあると思います。必ずしもCD店に限定しなくてもよいかもしれません。なお問屋さんに卸す場合は販売価格の50%から60%で買い取ってもらう、あるいは売れた後に清算してもらうのが一般的です。CD店に直接入れられる場合は販売価格の70%くらいとなります。
4: 市販されているCDと同じクオリティのものが出来るのですか?
ある程度お金をかければ間違いなく市販のCDと同じかそれを上回るクオリティのものを作ることができます。

ただし演奏のクオリティはあくまで演奏家の技量にかかっています(笑)。音質面に関しては「好み」という領域はありますが、基本的にビクターなどに頼まれてNAPI MUSICで製作したCDと同じレベルが実現できます。この中には「レコード芸術」や「オーディオ」などの専門誌で今月の優秀録音に選ばれたものも数多くあります。また市販のCDとインディーズの違いを視覚的に大きく隔てるのがジャケットの出来栄えです。この方面での仕上がりに拘るならばメジャーレーベルでのCDの仕事を多くこなしているデザイナーさんなどにお願いするという手もあります。(それなりにお金はかかりますが)
5: 録音は初めてなので、どのくらいの時間でできるのか不安なのですが・・・
特にクラシックの分野では「譜面に書かれた音を忠実に再現すること」も重要視されます。

こうした録音の場合事前に演奏家と様々な形で打ち合わせを行い、演奏を事前に聞かせてもらうことや収録するプログラムや曲順なども検討して、それにあったホールやピアノを選定するなどのサポートをいたします。

またこうした作品に関してはこちらでも譜面を勉強して録音の過程でベストテイクを選びながらミスの部分を録り直して出来る限りベストな形を残せるように作業を進めます。ただしミスを修正することもかなりの精度で出来ますが、重要なのは良い演奏を録音することで、あまり本末転倒になってしまうと音楽的にでこぼこなものになってしまうこともあります。

6: 録音からCD完成までどのくらいかかるのですか?
基本的には録音後の編集に最低一週間、そしてジャケット関係の作業は平行して(あるいは事前に)進めるとしてCDプレスと印刷に2、3週間ですので約1ヶ月は最低でも必要と思ってください。

具体的に発売するタイミングが決まっている場合はできるだけ早くご相談下さい。CDプレスを急ぐ場合予算的に割高になります。
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